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新型Fシリーズ用「ボディ・フロア・プレート」が完成。《アーカイブ記事》

2020.5.8

(この記事は2015/4/7に投稿された記事のアーカイブになります)

ボディサイズが大きくなった新型Fシリーズ用には従来品の「メンバー・ブレース」のほか、新開発の「ボディ・フロア・プレート」も併用することで“モノコックボディ本体”も強化し、サスペンション機能がより高い次元でバランスされるようセッティングする方向にしました。

純正でもボディフロアのトンネル部分には補強用にプレートが装着されています。今回開発した「ボディ・フロア・プレート」はこの部分に装着することでモノコック構造のボディのたわみを減少させて、サスペンションを介してのサブフレームからの入力に屈することなく受け止めます。

上の画像の純正プレートはスチール製でリブ加工が施されています。下の画像は本製品を取付けたイメージですが、特徴としては純正プレートと交換するのではなく純正プレートの補強用として併用している点です。

これはそれぞれの素材が持つ長所と短所を補うことを目的としたものです。
・純正プレートの長所&短所 … 本体がスチール製のため素材自体の復元力による粘りがありがあるが、ボディへの入力計算があくまでノーマル状態を基準としているためサスペンション交換やタイヤの交換を行った場合の絶対的な強度不安がある。

・GIOMIC製プレートの長所&短所 … 肉厚のあるアルミ製で軽量且つ強度は得られるが、スチール製に比べて素材そのものに復元力がなく一定の力が加わると歪んだ状態から戻らない。

このような考えで出した結論が、純正プレートに落とし込む構造で使用するハイブリッド構造です。スチール製の利点とアルミ製の利点を生かし最小限の重量増で強固なボディフロア部の補強を実現します。

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